技術・ソリューション
解剖実験室ホルムアルデヒドクリアシステム(FORMACS)
2008年3月に労働安全衛生法の特定化学物質障害予防規則が改正され、作業環境におけるホルムアルデヒドの管理濃度が0.1ppmに規定されました。これに伴い解剖実習室のホルムアルデヒド対策の必要性が高まっています。本システムは「空気を吹き出すソックスダクト」と「全外周部に吸込口を持つ解剖台」との組合せにより構成されています。
解剖台上部のソックスダクトからの微風速給気と解剖台全外周部からの均一な排気により、実習体を包み込む気流を作り、ホルムアルデヒドが周囲へ拡散するのを防止します。