テクノ菱和のCSR
基本的な考え方
テクノ菱和は、社会の一員として空気調和衛生設備の設計、施工管理、保守メンテナンス、研究開発といった事業活動を通してサステナブルな社会の実現に向けて行動していきます。
その事業活動は、取引先(お客様・協力業者・納入業者等)、地域社会、株主、従業員等のステークホルダー(利害関係者)との関係から成り立っています。
当社が目指している「CSR」は、すべての事業活動を通じてステークホルダーの皆様に対して、価値を創出し信頼を獲得していくことで、社会全体と共に持続的に成長していくことにあります。
CSRの実践領域については、以下の3点を念頭に活動します。
1.継続的なCSR活動により、長期的な企業価値を高めていきます。
2.CSRの実践領域を通じて、ESG(環境・社会・企業統治)経営を推進していきます。
3.SDGs(国連が定めた持続可能な開発目標)の達成に向けて、CSR活動を通じて貢献をしていきます。
CSRの実践領域
1. コンプライアンス・企業倫理
当社の業務活動は、建設業法をはじめ多くの法令やルールはもちろんのこと、社会的規範や企業倫理を守ることにより、社会からの信用・信頼に繋がっています。
「法令遵守」や「リスク管理」などを自己管理していく仕組みが、当社のCSRを支える土台であると考えています。
2. コーポレートガバナンス・内部監査制度
当社は監査等委員会設置会社制度を採用しており、取締役会の監督機能を強化して、当社に相応しい企業統治体制を構築しています。
また、リスクマネジメントと共に、「財務報告の信頼性」や「業務活動の誠実性」を高めるために継続して内部監査制度の整備に取り組んでいます。
3. 情報開示
内部情報管理に加え、当社が持つ固有のインサイダー情報については東京証券取引所の重要情報開示ルールに従い、取締役会の責任で適時開示を行なっています。
4. 情報セキュリティ
「情報セキュリティ管理規程」に基づき、業務を通じて知りえた取引先の固有情報、従業員の固有情報の管理については、企業人としての守秘義務を企業倫理として実践し続けています。
個人情報保護を徹底するため、「個人情報保護規程」および関連規程・細則に基づいた組織的な対応を行っています。
5. 環境経営
パリ協定の理念に則り、地球温暖化防止策として温室効果ガス発生源の削減、不要となった冷媒フロンガスの適正回収、省エネテーマとして工場から排出される温水や排気の再利用に取り組んでいます。
また、「環境のトータルエンジニアリング企業」としてISO14001の運用により、オフィスや事業領域で環境負荷低減にも取り組んでいます。
6. 社会参加活動
地域社会を支える一員として、地域との共生を念頭に置いて事業活動を行っています。ボランティア活動や寄付活動、学生の社会科見学の受入などを通して地域社会へ貢献していきます。
また、当社社員の技術力を社外でも役立てるべく、次世代への設備施工技術の継承のために、大学からの要請により「空調設備」講座の講師派遣にも積極的に応じています。
7. ワークライフバランス・働き方改革への取り組み
多様な価値観やライフスタイルを持つ従業員にとって活躍できる環境づくりに注力すべく、「高齢者の再雇用」や「在宅勤務」「育児・介護休業」「有給休暇・半日休暇取得促進」「女性活躍の推進」などにも取り組んでいます(一般事業主行動計画、女性活躍推進法に基づく行動計画)。
更に職場内のコミュニケーションの改善に心掛けると共に、従業員の心身のケアにも意を払っていくことが大切と考え、部課長を中心にメンタルヘルスケア教育を実施しています。
「働き方改革委員会」を発足させ、業務内容の見直しや長時間労働の削減に向けた施策を鋭意実施し、働きやすい職場環境の実現を目指しております。
8. お客さま本位の業務サービス
工事・保守メンテナンスの「質」の向上に努めるべく、ISO9001の運用を行い品質管理の継続的改善を行っています。
また、お客様の多様なニーズに応えるべく、新技術や新製品の研究開発に取り組んでおり、それら成果の早期実現を目指すため、産学連携の強化も進めております。