テクノ菱和 R&Dセンター
採用技術
当センター内で採用した省エネ技術をはじめとした様々なシステム、技術を紹介します。
空調・環境制御技術
smart SOLAVICE
当社独自開発のクラウド型BEMS。IoT技術を活用し、リモートビューワーでの運転状況確認やエネルギー使用量の報告などを実現。AI（人工知能）による学習結果を基に、施設内の各種データ分析、制御パラメータの最適化などの省エネ効果を高めます。
デシカント空調システム
乾燥剤に水分を吸着させることで除湿を行う空調システム。従来の冷却除湿方式と比較し、効率の良い冷房運転を可能にします。
潜熱顕熱分離空調
デシカント除湿ローターによって空気中の水分を直接取り除くことで、中温冷水が使用可能となり、熱源機の高効率運転が可能。コールドドラフトや温湿度変化の少ない快適なオフィスを実現します。
輻射空調
ダクトレスでのタスクエリア空調を実現。画像解析による着席状況をタスク・アンビエントファンの運転制御に利用し、省エネ効果だけでなく、在室者の快適性を向上します。
床吹出タスク空調
デシカント除湿ローターによって空気中の水分を直接取り除くことで、中温冷水が使用可能となり、熱源機の高効率運転が可能。コールドドラフトや温湿度変化の少ない快適なオフィスを実現します。
省エネ技術
タスクアンビエント照明
全般照明と異なり、作業面のみ必要照度を確保し、室内全体の照度は落としつつ、明るさ感を増すことで消費電力を削減します。
高断熱パネル／Low-E複層ガラス
外壁はロックウール断熱パネル50mm＋グラスウール100mm仕様、窓はLow-E複層ガラスを全館採用。日射遮蔽効果と断熱効果により、冷暖房負荷を削減し省エネ効果を向上します。
自動調光ブラインド
大屋上に設置したセンサーの情報をもとに、太陽高度・方位・天候に合わせてブラインドの角度を自動調節。太陽光を室内に効率的に取り入れて、照明消費電力を削減します。
創エネ・蓄エネ技術
太陽光発電システム
50.0kWの太陽光パネルに40.0kWのパワコンを採用。蓄熱槽との組み合わせで、発電エネルギーを効率的に利用するシステムを構築しました。余剰発電分を冷凍機の消費電力となるようコントロールし、総合的なエネルギー効率を向上します。
水蓄熱システム
デマンドレスポンスやネガワット取引を見据え、蓄熱槽をバーチャルパワープランとして活用するための実験設備です。AIによる負荷予測や外気温度の予測等に基づき、最適な蓄熱量予測や蓄熱運転中の冷凍機の負荷率のコントロールにより、最高効率での蓄熱を実現します。
ICT・IoT技術
画像センサー
天井に設置したセンサーの画像解析で、人の位置情報を割り出します。その情報をもとに、効率的な空調のゾーン制御を実現します。
無電源無線温湿度センサー
内蔵の太陽電池により、無電源・配線不要の無線転送で温度・湿度を送信します。