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計装技術

当社は、設計、施工、メンテナンスから運用、コンサルティングまで最適なサービスをワンストップで提供する「ライフサイクル一貫ソリューションビジネス」を展開しております。今回はそのなかでも重要なキーワードとなる「計装技術」についてご紹介いたします。

計装技術とは?

JIS規格では「計装」を『計測装置、制御装置を装備すること』と表しています。また、建設業法では「計装工事」という種別はなく、管工事や電気工事等に付随する技術です。一般的には「自動制御技術」といったほうがイメージし易いかもしれません。
高度な空調・省エネシステムは、空調技術と計装技術が融合してはじめて真価を発揮します。当社はこの技術を空調設備のみならず、製品製造プロセスの制御・監視まで幅広い用途に活用することで、お客様の省エネ活動を支援しております。

当社の取り組み

計装技術を応用したエネルギーの「見える化」システムはライフサイクル一貫ソリューションビジネスを展開する上で欠かせないアイテムとなります。当社は計装技術部を中心に関連技術の研究開発を行っており、現在ではクラウド上で収集したデータを「見える化」するだけでなく、運用支援をご提案するサービスを展開しています。今後はAIを活用した熱源管理や室内環境制御技術など、更なる省エネ運用をご提案できる研究開発に取り組んでまいります。

ソリューション・技術 実例

医薬品製造工場向け中央監視システム
TECBEAMS+P(テックビームス・プラスピー)

医薬品は製造過程やその要件を厳格に定めた「医薬品GMP」を満たした設備で製造されることが求められます。当社は長年培ってきた計装・制御技術やデータの計測・活用技術を応用し、医薬品GMPに準拠したCSV※対応中央監視システムである「TECBEAMS+P」を展開しております。

※CSVとは「Computerized System Validation(コンピュータ化システムバリデーション)」の略です。医薬品の開発から製造において使用されるコンピュータ化システムが、正しく開発され導入され運用されることを確実に確認して証拠を残しておくことで、製造された医薬品の品質および品質保証に問題が無いことを保証することです。

環境モニタリング機能と中央監視機能を一元化

従来個別のシステムであった環境モニタリング機能と中央監視機能を融合することで、最適な環境管理と設備運用を低コストで実現できます。

微粒子の可視化

CSVドキュメントを標準パッケージ化しております。カスタマイズも可能ですので、お客様のニーズに合わせたドキュメントを提供することができます。

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