空気と水の
テクノロジー

研究開発

Techno Question

最先端のものづくりを支えるクリーンルーム

微粒子のコントロールだけじゃない、これからのクリーンルーム
スーパークリーンルーム(例) スーパークリーンルーム(例)

クリーンルームって何ですか?

新人:
先輩、半導体工場や医薬品工場でよく聞く「クリーンルーム」って、単にホコリが少ない部屋ということですか?
先輩:
もちろんそれも重要だけれど、それだけではないんだ。クリーンルームは、
・微粒子
・温度
・湿度
・気流
・圧力
・化学物質
などを管理しながら、製品に最適な環境をつくる空間なんだよ。
新人:
なるほど。「きれいな部屋」だけではなく、「品質を支える生産環境」なんですね。
先輩:
その理解が正しいね。

なぜクリーンルームが必要なのですか?

新人:
昔よりクリーンルームの重要性は高まっているのでしょうか?
先輩:
高まっているね。例えば半導体。回路線幅は年々微細化が進み、ナノメートルレベルの世界になっている。
そのため、以前なら問題にならなかった微粒子や分子レベルの汚染も品質に影響するようになったんだ。
新人:
分子レベルですか。空気そのものが製品品質に関係する時代なんですね。
先輩:
まさにその通りだよ。

クリーンルームで重要なのはフィルターだけ?

新人:
クリーンルームというと、HEPAフィルターのイメージがあります。高性能なフィルターを付ければ良いのでしょうか?
先輩:
実はそれだけでは十分ではない。フィルターで粒子を除去するだけでなく、
・気流設計
・空調方式
・圧力制御
・室配置
など色々な要素を含めて考えなければならないんだ。
新人:
なるほど。空気の流れ方も重要なんですね。
先輩:
例えば、同じ清浄度でも気流が適切でなければ粒子は滞留してしまう。クリーンルームは空気の設計そのものなんだ。

最近のクリーンルームは何が変わっているのですか?

新人:
最近の技術トレンドはありますか?
先輩:
たくさんあるよ。例えば、
・半導体の微細化
・EV
・全固体電池
・バイオ医薬品
・再生医療
などの発展によって、求められる環境条件はますます高度になっている。
新人:
クリーンルームの活躍する分野も広がっていますね。
先輩:
その通り。さらに最近では、「品質」だけではなく、今まで以上に「省エネルギー」も重要なテーマになっているんだ。

クリーンルームと省エネは両立できるのですか?

新人:
クリーンルームはどうしてもエネルギーを大量に使うイメージがあります。
先輩:
確かに一般空調と比べると大きなエネルギーを使う。だからこそ、必要な品質を維持しながら、いかにエネルギーを削減するかが重要なんだ。
新人:
高品質と省エネの両立ですね。
先輩:
そう。近年は、
・高効率空調機
・最適制御
・AI活用
・シミュレーション技術
などによって、より効率的な運用が可能になっているんだ。

テクノ菱和の取り組み

新人:
テクノ菱和の強みはどこにあるのでしょう?
先輩:
テクノ菱和は1960年代のクリーンルーム黎明期からこの分野に取り組んできた。長年培った経験を活かし、
・半導体
・電子デバイス
・医薬品
・バイオ
・先端研究施設
など幅広い分野で環境づくりを支えている。
新人:
単に設備を納めるのではなく、環境そのものを設計しているんですね。
先輩:
まさにそこがポイントなんだ。

これからのクリーンルーム技術は?

新人:
これからのクリーンルームはどう進化していくと思いますか?
先輩:
これまでは「清浄度を維持する」ことが中心に「品質」や「省エネ」をターゲットにしていた。しかしこれからは、
・デジタル化
・カーボンニュートラル
を含めた技術が発展していくことになる。
新人:
クリーンルームも大きく変わっていくんですね。
先輩:
そうだね。空気をきれいにするだけではなく、データを活用しながら最適な環境を創り出す時代になっていく。
新人:
私もまだ勉強中ですが、環境技術の奥深さに驚いています。
先輩:
最先端のものづくりを支えているのは、実は「見えない空気」なんだ。私たちはこれからも、その空気を最適にデザインすることで社会に貢献していくよ。

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