技術ソリューション
排水処理技術
「水」なしでは人間は生活を営むことができません。しかし、私たち人間は水を使うことで、水を汚染してきたのです。河川や湖沼の水質は、一時改善の兆しが見えましたが、最近また少しずつ悪化の傾向にあります。次の世代に環境負荷を与えない環境保全。今、私たちは水に対する考え方を根本的に考え直す時代にあるといえます。近年では放流水を新しい技術で高度処理し、中水道、工業用水または、製品用水として再利用しようとする動きが主流になりつつあります。
テクノ菱和では、早くから水の再利用という点に着眼し、排水処理技術で培われた技術力と実績を充分に生かして、排水クローズド化をはじめ、水質グレードに応じたトータル水処理システムを確立しています。
応用分野
ユニットプロセス
粒子の大きさと単位操作
中水道における高度処理の中心技術
UF・ROシステム
UFの原理
限外ろ過は、無数に存在する極微細な孔をもつ膜を介して、圧力によりその孔を通る物質(透過液)と通らない物質(濃縮液)とに分離する技術です。
使用目的および条件によって、分離性能(分画性および透水速度)の異なる膜が使われます。
ROの原理
半透膜を濃度の異なる二つの溶液の中間におくと、溶媒は半透膜を通して濃度の薄い方から濃い方へ移動し(浸透作用)、ある均衡点に達するまで進行します。この時二つの溶液の液面の高さがこの溶液の浸透圧と等しくなります。いまこの溶液の濃厚側に浸透圧力をかけると浸透作用とは逆に濃い方から薄い方へ溶媒が移動し、この現象を逆浸透作用と呼びます。
フロー図 実施例
施工実績
- 大阪市舞洲アリーナ
- 三重県立アリーナ
- サンド薬品埼玉工場
- 愛知ニコン御津工場
- 多摩美術大学八王子校舎
- 国立印刷局岡山工場・滝野川工場
- 筑波医学実験用霊長類センター
- 新エネルギー産業技術開発機構
- 中外製薬
- ニコン横浜工場